料理が本気で嫌いになってきた話

ただの日記

相河佑季です。

最近いろいろあって、リクエストをいただいてちょくちょく料理をすることがあります。

「料理をする」といっても、そもそも僕はもともと簡単な炒め物しかしない人間です。

日々何で生活しているのかといったら、

・完全栄養食パン
・冷凍食品
・スーパーやコンビニのお弁当
・お肉と野菜とキノコをタレで炒めたもの
・たまにパン
・ごくたまに外食

ぐらいのもので、本当に『工数の少ないもの』しか食べません。

なんなら包丁とまな板がなく、料理の器は大きなおわんと小さなおわんしかないし、調味料もほとんどそろっていない。最近まで軽量カップもフライ返しももってませんでした。

野菜はキッチンばさみで切ったり手でちぎればいいし、調味料はなんとかのタレとかで十分です。野菜サラダは何もかけずにそのまま食べます。うーん、なんてエコなんだろう。

そんな感じで本当に料理に興味がないのですが、ここ最近は「◯◯にチャレンジしてみよう」みたいなリクエストをいただくことがたまにあって、毎週それにチャレンジしていました。

今までチャレンジしたのは

・餃子
・フレンチトースト
・にら焼餅
・お好み焼き
・カルボナーラ

なのですが、

・餃子→黒焦げ
・フレンチトースト→ぐちゃぐちゃ
・にら焼餅→割と焦げ
・お好み焼き→ぐちゃぐちゃ
・カルボナーラ→塩っ辛い

と、散々な出来栄えです。

たぶんレシピ通りに忠実に作ればやれるスキルはある気もするのですが、全然モチベーションわかないし、軽量カップで測るとかそういうのがなんか苦手で感覚でやってしまうので、つい大変なことになってしまいます。

だってご飯って

・美味しく食べれる
・栄養が取れる

この機能を満たしていれば、なんでも良いじゃないですか!って思ってしまうのです。最悪そんなに美味しくなくても良い。ふつうに食べれて栄養取れれば割となんでも良い。美味しいご飯欲は外食で満たせば良いのです。

「料理楽しいよ」「頭の体操にもなるよ」って意見もあるのですが、身体を作るというゴールを満たすための料理に何十分も工数をかける意味がよく分かりません。

それが趣味なら人それぞれで別に良きなのですが、僕は料理が趣味ではないので、手間暇かけて作るという工程を楽しめない。とにかく手軽にそこそこ美味しくて栄養取れたら、見た目とかどうでも良いです。

そんな感じなのですが、いろいろリクエストを受けていくつか作って、やばいことになったものを紹介してはエンタメになったりして、だんだん料理というものがよく分からなくなってきました。

トドメを刺したのがこないだのカルボナーラで、レトルトソースじゃなくて一からソースを作る形でリクエストをもらったのでやってみたのですが、卵は固まってそぼろみたいになるわ、塩を入れすぎて辛くなりすぎるわで大変でした。フレンチトーストの次に不味かった。

そうして僕は思ったのです。

「料理なんて大嫌いだ」と。

僕はあんまり『嫌い』という表現は使わずに『苦手』という表現を使うようにしてます。だってその対象を好きな人がいるかもしれないし、嫌いと言ったらその人を攻撃してるみたいになるから。苦手って言っておけば「個人的には苦手だけど君は好きなんだねー」みたいなニュアンスになるからです。

でもぶっちゃけ、料理だけは嫌いになってしまいました。簡単な炒め物とか、フライパンで焼くだけの餃子とか以外はもう二度とやりたくない。工数多い料理なんてもってのほかです。パスタなんてレトルトソースでいいじゃん。

なんでこうなってしまったのか自分でもよく分からないんですけど、思い返してみれば、親から料理を教わる機会ってほとんどなかった気がします。

僕はシングルマザーで育ったのですが、親は仕事で忙しくて料理を作ってもらったり一緒に作った記憶がほとんどないし、なにかを作った記憶って目玉焼きとか日清焼きそばとかチャーハンぐらいしかありません。

料理教えてもらったことがほとんどないし、出してもらったご飯はレトルトとかお鍋とか多かったし、そもそも料理というものに触れたことがなかった。

それに加えてなんでもかんでもオリジナルでやってしまう癖があるので、料理にもそれが出てしまって、感覚でテキトーにやってしまうんだと思います。

でも料理って目分量間違えるだけで別物になってしまうから、慣れるまではきちんと測ってその量で作らなければならない。それがなんだかむずがゆくて、レシピ見て作るの面倒だなって思ってしまいます。

ここまで書いてきてやっぱり思うけど『根本的に料理向いてない』です。めんどくさい。

できれば常に完全栄養食パンで生きていたい。それでたまに外食やお弁当で塩分摂取するぐらいがちょうど良いです。今どきサプリもあるしそれでビタミンとか栄養も完璧だし。全然生きていくのには問題ありません。

もちろん見た目とかから得られる心の栄養とかはあるかもしれないけれど、そこまで求めるのは自分には無理な気がします。そもそも洗い物増えるのも嫌だからお皿とか調理器具も増やしたくないし。

そんな感じで最近はだんだんと料理がトラウマ化してきたので、もしこのまま料理を続けたら「もう二度と料理なんて作らない」になっていくでしょう。

僕は「もう二度と働かない(雇用されない)」と決めているのですが、一度覚悟したら絶対に曲げません。何をしてでも決めたことを守ろうとします。

なので料理もそうなってしまいそうなのですが、今のところはまだそこまでではないので、一旦休憩をはさんで落ち着いたらもう一度軽めに向き合ってみるぐらいにしてみようと思います。

ああもう、飲むだけで全てを解決できる食料が早く開発されてほしいですね。顎の筋肉も維持できるやつ。

最後までお読みいただきありがとうございます。

相河佑季でした。