メンヘラは誰に「助けて」を言えば良いか。

日々の言葉

相河佑季です。

僕は双極症(旧称は双極性障害・躁うつ病)を抱えています。

数年前にストレスによって心療内科を受診したところ診断されたのですが、過去の行動を振り返ってみれば、そもそも幼少期からその傾向は表れていたんじゃないかなと思います。

僕は3歳のころに親は別居していますし、中学受験を志していた小学校時代には毎晩夜中の3時まで勉強させられ、父の不倫相手のマンションの目の前を通り過ぎるとか、親から「今死のうかな」と言われたりとか、母親に毎晩ヒステリックに泣き叫ばれたとか……。

精神的虐待に近いものを受けて育ちました。

その結果なのか遺伝性なのかは分かりませんが、自らを痛めつける行為によって生きている実感を確認する行為に慣れてしまって、親に隠れては、ここに書けないようなことをしたこともありました。

もし僕が東京都に生まれていたのなら、きっとトー横キッズにでもなっていたことでしょう。(その意味では、最低限自立できている現在は奇跡のようなものかもしれません)

それに加えて、僕は割と内省的で、攻撃性が内側に向きやすいタイプでもあります。

メンヘラには2種類いて、他人に攻撃性を振りまくタイプと、内側で自分自身をいじめ続けるタイプがいるのですが、僕は明らかに後者です。

一部の身内には攻撃性を見せますが、おそらくそれは一種の甘えの形なのではないかと思います。

そんな感じなので、何かで気を紛らせていない限りは多くの時間を自分自身を攻撃している状態で、その時間は本当に辛いと言うか「どうやり過ごしたら良いのかなあ」という気分になります。

多くの場合はお酒であったりお薬であったり、ちょっと調子が良い時はこうやってブログを書いたりしながら過ごしているのですが、それでもすべての時間を埋められるわけではありません。

究極的にダメな時はほんとうに寝るしかなくて、とにかく早く意識を落とすために、睡眠薬をちょびっと多めに飲んだりします。とにかく早く寝て、この不安をリセットしたいから。

でも本当なら、何か熱中できるものがあったり、誰かに吐き出せる方が良いのです。このちょびっと狂った頭で解決策を考えて行動したところで、ろくな結果にならないのですから。

そんな感じなので、何か熱中できるものを探したいのですが、まずそれをやる気力が出てこない場合は多いです。

それなら「誰かに相談すれば良い」となるのですが、その誰かも、人間関係をつくることの下手さで難しい側面があります。睡眠障害によって、行動と時間指定が難しいこともそのジャマをしてしまいます。

すると、ほんとうに特定の数人に依存せざるを得ない状況が出来上がって、その依存相手にご迷惑をおかけすることになってしまいます。

本心では迷惑なんてかけたくない、全部自己解決したいのに、誰かに頼ってしまう。

本来なら精神科医とかカウンセラーとかNPO法人に助けを求めれば良いのかもしれませんが、そういった方々とつながる手段もなかなかありません。

精神科医はお薬を出すだけだし、カウンセラーは高い料金がかかるし、NPO法人はそもそも忙しすぎるのかしりませんが返信が帰ってきません。

じゃあ僕は、一体誰に相談したら良いのでしょう?

こうやってブログに書いていることを、一体誰に相談したら良いのか?

そうやって無碍に時間は過ぎていって、結局もとの対処方法に落ち着いてしまって、僕はまたひとりぼっちで戦う方法を選んでゆくしかないのです。本当は、本心は、本音は。誰かとつながりたいのに。

誰に助けを求めれば良いのでしょう。誰に救いを求めれば良いのでしょう。

それが分からないまま、今日という一日がまたぼんやりと過ぎてゆくのです。

ああ、早く死ねたら良いのになあ。

最後までお読みいただきありがとうございます。

相河佑季でした。