体の不調に耳を傾ける。

日々の言葉

こんにちは、相河佑季です。

ここ2年ほど定期的にオンライン上でしゃべる機会があるのですが、1年ほど前から急にノドの調子が悪くなるようになりました。

声が枯れてカスカスになって戻らなかったり、ノドの異物感からくる咳、長時間喋り続けていると少し痛むといった症状がありました。

時期的には冬場エアコンをつけはじめてからなので「乾燥かエアコン内のカビか何かかな?」と思っていたので、掃除をしたり環境を変えればすぐ治ると思っていたのですが、1週間実家に帰省して環境が変わっても全く治らず……。

ノド飴やハーブティーを飲むなど何をしても治らないので最終的に病院を4軒も回り、内視鏡検査や胃カメラをしたのですが、分かったのは『逆流性食道炎』であることのみで、しかも必ずしもそれが直接ノドの不調につながっているわけではないということでした。

つまりノドの調子が悪いのは「逆流性食道炎の影響もあるけれど根本的に原因不明」で、ストレスや生活習慣やアレルギーから来ているかもしれないが分からないとのこと。

原因が分からなければ対処のしようがないですから「大きな病院で人間ドックなどを受けた方が良いですか?」と聞いてみましたが、細かい症状の原因特定に人間ドックは向いていないらしくあまりおすすめしないと……。

「原因が分からないなら治しようがないなあ」

と思って、とりあえず逆流性食道炎に良い漢方を飲んだりお酒を控え目にしたりしているのですが、一向に治らないまま次にどう動けば良いのかも分からないのが今の状況です。

ですが最近になって、ひとつだけ思い当たることがありました。

それは『もしかしたら人前で喋ることに疲れてしまったのではないか』ということです。体が「しゃべりたくないよー」とメッセージを出して、その結果ノドに不調が表れているのではないかと。

例えば「もう会社に行きたくない」という人は、家に忘れ物をしやすいという話があります。

わざと忘れ物をしたり、家のカギが見つからないように”無意識が仕向けて”会社に行かせまいとするのです。

ほんとうの体や心の声と反する行動をしていると、それが心身不調やトラブルとして形になるということです。

同じように僕のノドの不調も「もう人前でしゃべりたくない」「しばらく休みたい」というメッセージを無意識が出していて、それを体が受け取って声枯れという症状の形で表現しているのかもしれません。

そう考えれば、人前でしゃべることをやめるのが一番なのですが、そうなると収入など別の問題が生じてきてしまいます。「会社に行きたくない」と同じで、ここはジレンマでしょうか。

なので現時点での折衷案としては

・人前でしゃべりたくない原因を特定する
・その原因を解決した環境をつくる
・その環境の中でしゃべりつづける

こうすれば、僕のノドの不調は治っていくのかもしれません。

いずれにせよ、もし病院を回っても症状の原因を特定しきれない場合、無意識が発しているメッセージが何かを訴えかけている可能性があります。

体の不調が出たらその声にしっかり耳を傾けて、じっくりと見つめて解決していきましょう。

あなたの体の不調がある日魔法のようにスッと治りますように。

最後までお読み頂きありがとうございます。

相河佑季でした。