こんにちは、相河佑季です。
僕は前職でIT系広告代理店にいたのですが、そこでは『生産性が全て』でした。
株式会社の至上命題というものは(上場に関わらず)『株主への利益還元』です。
いかに株主へ利益を還元するかが最大の目標であり目的であって、経営者を含む社員の幸福も福利厚生サービスも、夢やビジョンでさえ、利益最大化のためのツールです。
そういった環境で数年間仕事を叩き込まれたため、前職をやめた今となってもついつい「いつどんなタイミングでも、何かを生産しなければ」と思ってしまいます。
しかし人生とは、本来全くそんなものではないのです。
無駄があったっていいし、無意味だと思える行為があっていい。
例えばだらだらゲームをしてみたり、何も生み出さないような会話を続けてみたり、適当にその辺をブラブラお散歩するのだっていいのです。
実際、そういった無意味そうに見える行為をしているうちに”無意識”が働いて、心や体を整えてくれたりします。
がんばって目標設定してスケジュールを作る必要もないし、仕事をしてジムにいってプロテインを飲んでシャワーを浴びる生活を毎日続ける必要もありません。
たまにはお休みを作ってあげること。できれば定期的なお休みを作ってあげて、その日はとことん『ムダに過ごす』ことをしてみてください。
最初は虚無感につつまれるかもしれませんが、そのうちに、深く心身が癒されはじめていることに気がつくでしょう。
ムダを愛しましょう。ムダを愛でましょう。
そうすることが、あなたの心と体を再び前に向かわせる糧となるのです。
最後までお読み頂きありがとうございます。
相河佑季でした。